凸凸トイレ
-トツトツトイレ-
北九州市公園トイレ設計競技
→public
→competition
→work
にょきにょきにょき..
地面が生えてきたように見えるのは、公園開発事業によって出た残土を利用してできた公共トイレ。
そこに潜在的に存在する素材を利用することで環境負荷を減らす。
人々の手に寄って保全され続け、必要なくなれば最後には朽ちて土に戻って行く。
そんなプリミティブな公衆トイレの計画である。
土の匂い、植物の色彩、太陽光、風、鳥の声、空の壮大さ。
都市の生活では感じることの無い公園らしいゆったりとした時間を体験する。
土を使用することによって、地熱の利用やトイレの消臭作用、緑化による断熱効果を得られる。また、棟の上部に無数の開口を設けることにより、自然光や風をやさしく取り入る。自然と触れ合い、自然を身近に感じる。